県を挙げての移住支援効果で富山は移住者が急増している

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移住者が急増している

移住者が急増している

なぜ移住者が急増しているのか

なぜ移住者が急増しているのか

海と山に囲まれた富山は雄大な自然や美味しい食物がたくさんある、魅力満載の都市です。しかし、ある調査によると富山は「可もなく不可もなく、地味な都市」というイメージが強いようです。全国の都市人気ランキングでも富山は下位の常連でしたが、近年そのイメージが払拭され、今では移住相談件数も全国4位とトップクラスになるほど移住者が急増しているようです。なぜ下位の常連だった富山に移住者が増えるようになったのでしょうか。
ここでは富山の移住者急増を促している県や各自治体の取り組みについて詳しく紹介していきます。移住を検討している人はイメージづくりの参考にしてみてください。

「とやま移住応援団」

「とやま移住応援団」

県外から富山への移住を推進するために行われている取り組みのひとつです。県が2015年に東京に開設した「富山くらし・しごと支援センター」に登録している事業者が、移住希望者に対して直接様々なサービスを提供していきます。
サービスの利用者には「TSUKAENcha」(つかえんちゃ)カードが配られ、このカードを事業者に提示することで様々なサービスが受けられるという仕組みです。レンタカーや宿泊料金の割引をはじめ、富山への引っ越し料金の割引、自動車教習所の割引、家賃や不動産仲介手数料の割引、住宅工事費用の割引、子どもの入塾料の割引、など特典の内容は多岐に渡っています。
もっと詳しく知りたい人は下記にとやま移住応援団のサイトを紹介しているので確認してみてください。

「富山県移住支援制度」

「富山県移住支援制度」

これは富山県内の企業の労働力増強や人口の一局集中化を防ぐために設けられた制度で、東京23区内に連続5年以上在住している人が富山県に移住する際に、単身者の移住には60万円、世帯での移住には100万円の支援金が支給されます。支給金なので返済する義務はありませんが、受け取るためには県が指定した書類を用意して申請の手続きを行わなければなりません。
また、申請日から5年以内に転出した場合は支援金を全額もしくは半額、返金しなければならないので注意が必要です。

各自治体の支援制度

各自治体の支援制度

自治体単位でも移住支援を行っています。県庁所在地があり、富山の中心的な存在の富山市では、住宅支援に力を入れています。
「まちなかリフォーム補助事業」は指定した地域の中古住宅や空き家を購入してリフォームする人に向けて、費用の10%を助成する取り組みです。上限は30万円までですが、引っ越しなどで何かとお金がかかる移住者にとっては嬉しいサポートでしょう。

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