転職エージェントの賢い利用方法
複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントに登録したら、まずは担当のキャリアアドバイザーと面談をして希望条件やこれまでのキャリア、持っているスキルなどを伝えます。ですが、キャリアアドバイザーの能力には個人差があります。優秀なキャリアアドバイザーもいれば経験が少ないキャリアアドバイザーもいるため、経験が少ない人やフィーリングが良くない人が担当につく可能性もあるのです。経験が少ないキャリアアドバイザーだとサポートが不十分だと感じてしまうかもしれません。
登録する転職エージェントは1社のみ、と決められているわけではないので、2~3社に登録して担当のキャリアアドバイザーが優秀かどうかを見極めながら、メインに利用する転職エージェントを決めるといいでしょう。
また、転職エージェントによって扱っている求人は異なります。そのため、複数の転職エージェントに登録することによって応募できる求人の幅も広がります。
異なるエージェントから同じ求人に応募しない
複数の転職エージェントに登録するのが一般的ですが、異なる転職エージェントから同じ求人に応募してはいけません。求職者が複数の転職エージェントに登録するように、求人を募集している側も複数の転職エージェントに求人を掲載しています。そのため、異なる転職エージェントから応募している場合、手当たり次第応募しているように思われてしまい、悪い印象を与えてしまいます。
希望条件は明確に伝える
登録してすぐに行われる面談では希望条件を細かく明確に伝えておくと、その条件に沿った求人を紹介してもらえる可能性が高くなります。求職者が気になるポイントはいくつかありますが、その中でも注意しておきたいのが「年収」です。今よりも良い条件での転職を考えている場合、ほとんどの人が現年収よりも高い年収を希望しています。ですが、あまりにも高望みしてしまうと紹介してもらえる求人が少なくなってしまいますし、反対に、現年収くらいでも大丈夫と控えめにしてしまうと年収が下がってしまう可能性もあります。希望年収は現年収に100万円をプラスするくらいで伝えるといいでしょう。
2週間に1回は連絡を
面談が終わると、求職者のもとにはメールや電話で希望条件に合う求人が伝えられます。しかし、求人を見ただけで何のアクションも起こさないと「この人は転職がなかなか決まらないタイプ」と見なされてしまい、求人の紹介数も減ってきてしまいます。継続的に求人を紹介してもらうためには求職者からも連絡を入れなければなりませんが、毎日のように連絡をする必要はありません。2週間に1回、を目安にメールで連絡するといいでしょう。
キャリアアドバイザーが合わない場合は
キャリアアドバイザーは転職をサポートしてくれる頼もしい存在ですが、人と人との付き合いになるため、相性やフィーリングも重要です。もし自分と合わないと感じるようなら、無理して我慢せずに変更をお願いしましょう。合わないキャリアアドバイザーにサポートしてもらっても良い結果にはつながりません。